Weblog

震・電・見・参!(製作発表会レポートその1)



去る平成21年8月2日。

それは梅雨の明けきらぬ曇り空の下、わが国の誇るホビー産業の最大の拠点である東京は秋葉原にあるラジオ会館において行われた。

会場であるラジオ会館6階、ボークス秋葉原ショールーム(以下SR)…であるはずのその場所には、今まで存在しなかったはずのスケールモデル、しかも国内ではなかなか手に入らない海外製のキットやアフターパーツなどで埋め尽くされた空間が存在していた。

スケールモデラー垂涎の品々が並ぶこの空間。
まさに「You're Shock!」な瞬間だった。

これはそう、遡ることその前日。ボークス秋葉原SR内に同社が提案する新しいスケールホビーの専門店であるホビースクエア東京(以下HS)がオープンしていたのである。

そのオープン記念に合わせて開催されたのが当イベント。そう、世界に誇る造形集団である造形村が世に放つスケールモデルシリーズ「SUPER WING SERIES(TM)」、その栄えある第一弾である「震電」の製作発表会だったのだ。

さて、ここでいくつかの疑問が浮かぶ。

過去フィギュアや怪獣やロボットなど数々のキャラクター商品の原型製作を行ってきたあの造形村が、「今」なぜスケールモデルを始めようというのか?

そしてなぜ、その第一弾が飛行機モデルで、かつ「震電」なのか?

その問い掛けに対して、発表会の進行に沿って皆さんと一緒に解明していきたいと思う。



【9:30〜発表会準備】

発表会当日、当プロジェクトのメインメンバーである開発陣(開発者NおよびT)は日の出とともに開発本拠地である「造形村」(京都)を出発。「いざ出陣!」というやつである。

午前9時を過ぎたあたりで雨の秋葉原入り。本日のミッション遂行に若干陰りを感じずにはいられない空模様だった。それにしても心(と荷物)が重い…これがプレッシャーというやつか?

気を取り直してラジオ会館の守衛殿に身分証明を試みたがほぼスルーで潜入に成功。ありがとう、守衛のおじいちゃん。(何を隠そう私はおじいちゃんっ子なのである)

それはさておき会場である6階ボークス秋葉原SRに入店すると、先に現地入りをし我々の到着を待ちわびていたメンバー、開発者Mがラジオ会館入り口まで我々を出迎えに行ってしまったとの報告が…。

開発者Mが戻ってくるなり「いや〜行き違っちゃったみたいッスね♪(照)」…どうやら彼の今日の設定はドジっこ属性のようである。ミッション遂行の陰りが色濃くなった瞬間であった。



発表会準備:皆が加速装置状態である。


開始直前1:次第に来場者数増加。


開始直前2:予想以上のお客様に思わず目頭が…。


【13:00〜発表会開始】

発表会の開始時間が近づくにつれ徐々に来場者が増えてきたところで司会者入場。本日の司会進行役は秋葉原SRの看板娘M嬢である。同じ「M」でも当然開発者Mとはなんら関係がないのは言うまでもないだろう。蛇足だが遺伝子レベルで違いすぎる。

そして司会による発表会開始の合図とともに呼び出される開発陣達。場内の熱気に中てられやや緊張気味なのか動きがぎこちない。中には右手右足が同時に出ている者すらいた。落ち着け、開発者T。



司会者挨拶:司会者に呼ばれ入場する開発陣。


【13:10〜開発者挨拶】

一通りプレゼンの準備をしつつ緊張をほぐしたらいよいよ発表会の開始である。

「すでに頭上の看板や背後のパネルで何を発表するかバレバレなのでは?」という質問はここではあえてスルーさせていただく。

実は司会者挨拶の最中にM嬢による「震・電・見・参!」という(萌え)掛け声とともに頭上の看板が下がり、背後のパネルが回転(注:全て秋葉原SRスタッフによる手動)し、ここで初めて造形村SUPER WING SERIES(TM)第一弾「震電」の名が明かされたのだ。

しかしながら、この感動的歴史的瞬間は当日わざわざ会場まで足を運んでいただいたお客様だけが味わうことができた「スケールモデル界の新たな第一歩」であると考え、あえて細かな説明は割愛させていただいた次第である。(と言いつつ律儀に説明するあたりは性格からか)

ついでに言えば、慣れない司会役を拙いながらも最後までやり遂げてくれたM嬢の姿を拝めたのも参加者だけの特権と言えよう。余談ながら好みである。(M嬢、グッジョブ)



開発者挨拶:来場者の多さに緊張する開発者N。


まずは開発陣からの挨拶兼自己紹介が始まった…が、どうした開発者N?何をそんなに膨れている?どうやらまだ緊張がほぐれていないようだ。いつもは山奥で造形に専念しているだけに無理もないか、と解釈しておこう。

さて、ここで改めてメンバーのご紹介と洒落込もう。


 ・開発者M:企画、プロデューサー担当(HS大阪店長兼任)
 ・開発者N:開発チーフ、メイン設計担当
 ・開発者T:開発スタッフ、広告、販売推進担当
 ・司会者M:発表会司会進行、癒し担当

  ※左から、敬称略。

以上のようになっている。


ここから先はいよいよ開発陣による当プロジェクトのコンセプトや、開発にかける「思い」「意気込み」などを伝える開発秘話が繰り広げられる…はずだが、このあたりでそろそろお別れの時間がやってきたようだ。

まさに「諸行無常の鐘の音、タイムアウトの鐘が鳴る」というやつである。

いずれにせよこの日を境に造形村SUPER WING SERIES(TM)第一弾「震電」の名は公のものとなったのである。

さすがに先行して誌面で公開されたシルエット情報からおおよその察しがついていたスケールモデルファンの方々からも、「震電」の名が会場にて初公開された瞬間は歓喜に沸いた。

それだけの期待がこの機体に込められていたのだろう。(心なしか気温が若干下がったような気がするのは空調の不調によるものだろう)

そのようなわけで、次回「開発秘話」編、乞うご期待!





どぼぢで〜〜〜〜〜〜!
製作発表会レポート : comments (5) : trackback (x)

この記事へのコメント:

はじめまして 九州・福岡市在住のkattaといいます
震電のスケールモデル作品が発売されるということですね
この震電は、私が生まれ育った九州の地で開発されたと聞いています。
地元の福岡市美術館で「震電プロジェクト」という芸術プロジェクトが行われ、1/1の美術作品としての「震電」が2009年8月16日まで展示されています。
これは2006年製作されたものを再度展示しているもので、この機体を製作する事で、戦争体験を共有するというものでした。
3年前、この展示に行くと、戦争当時震電の製作に関わった人々が集
kattaさんURL13/Aug.2009 [Thu] 20:21X1Du.1II
(すんません!切れてしまったので続きです・・)
っており、当時のお話を聞くことができました。
福岡の震電は解体され、一つの物語が終わりますが、造形村初のスケールモデルということで、また、新たな物語が始まるといったイメージです。発売を楽しみにしています!
kattaさんURL13/Aug.2009 [Thu] 20:27X1Du.1II
開発者Nです。

等ブログ初のコメントありがとうございます!

福岡ではイベントが行われているんですね。
さすが震電の故郷!

商品開発がんばっていきますので、これからも応援宜しくお願いします!
開発者NさんURL14/Aug.2009 [Fri] 19:339Li6EA/A
HSオープン&新企画スタートおめでとうございます。
スケールモデルは未熟な分野ですが
「震電」はあらゆるメディアに登場している
有名な戦闘機ですよね。
この先、ボークス発のスケールモデルが
どんどん世に登場するのを期待しています。

開発者Mさん、がんばってぇ〜!!
やましんさんURL21/Aug.2009 [Fri] 9:58Pj1FQWuA
>やましん様

コメントありがとうございます!
開発者Mは現在出張中(笑)につき代わりに開発者Tがレスさせていただきます。m(_ _)m

スケールモデルの世界というのは「実機」が存在する以上限られた世界のはずなのに、本物が存在するからこそ逆に情報量も深く膨大で、そしてハマればとても面白いジャンルだと思います。

その「ハマっていく過程」を皆で共有しながら楽しんでいけたらという企画でもありますので、今後も楽しみにしていてくださいね♪

それでは、これからも応援宜しくお願いします!
開発者TさんURL26/Aug.2009 [Wed] 16:219Li6EA/A

コメントする:










株式会社 造形村

※記事内の価格表記は、掲載時点での消費税率に基づいた価格を表示しています。