大戦機の写真集を参考に制作しました。実機同様、見る角度によって様々な印象を与える為、リベット打ちやベコつき加工等の表面処理を施しています。全て筆塗りです。
圧倒的な存在感、質感、比類なき表現力、見事としか言いようがありません。前回の震電は「朽ちた」機体だったのに対し、今回のTa 152は「生きて」います。凶暴な黒鉄の鈍い輝きが異様な緊張感を醸し出しているのです。
カットした箇所を極力薄く削り込んでリアル感がアップしたと思います。
ある年齢から上の世代の方々は(自分も含め)カットモデルとか、内部透視図とかいうものに異常な執念を燃やすものです。 えてして原体験がファントムマスタングであったり、タミヤのカタログのタイガー戦車だったり、小学館の怪獣図解入門だったりします。同じ性根のSWS開発陣としては、まさに我が意を得たり。といった内容の作品。ぜひこれを見ている皆さんにも真似していただきたいと思うのです。
前回の「遊べる震電」の第二弾として遊べるTa 152H-1として制作しました。外装のほとんどは脱着可能にして時にはカットモデルとして、時には外装完成モデルとして楽しめるようにしました。もう一つの新機能はコックピット内にCCDカメラを搭載してWebカメラとしての機能を持たせて会社のデスクなどにおけるようにし、これで上司にも言い訳が立つ仕様です。カラーリングイメージは松本零士原作OVA「ザ・コックピット」の成層圏気流のイメージとFw190のイメージで塗装しました。
これまた青いTa-152です,意外にもTa-152には青色が良く似合うのを再認識です。 杉本さんの作品は前作に続き、ギミック満載で非常に楽しいです。
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