ついに来ました! 憧れのIPMSオマハ会場! これだけの規模のイベントを継続するそのホビーマインドの深さに敬服いたしました!
これからどんな素敵な出会いが待っているか楽しみです♪

■行ってきました!! オマハ「IPMS」へ!!! ・・・ その1

8月1日から8日まで、まるまる一週間。

私とSWS開発チームの4名は、ついにあのモデラーあこがれのイベント 米国ネブラスカ州 オマハ で開催された「IPMS」総会にメーカー造形村としてブース出展参加をして参りました。

 今回のオヤジブログでは、そのIPMS探訪記の一部始終であなたに迫ります。
しばし、私と共にオマハのIPMS会場に思いを馳せていただければ幸いです。 あっという間の一週間、楽しかったよ~~~!!

 SWSの本質の全てを、本場アメリカのファンの前にぶつけるんだ~!!
との決意を秘めたSWS開発チーム5人組の出発です!それを祝福してかそこいらの雀さん達までが騒がしく我々の事を見送ってくれているようです。

 実は私、昔から雀さんが大好きなのです。ほら、コモンウエールズ ブーメランっていう戦闘機があるでしょう? オーストラリア空軍機の。
 あれってまるで雀みたいな外形と雰囲気が意外にカッコ良くありませんか?

そんな雀たちに見送られた私達は大阪伊丹空港から成田国際空港を経て、空路12時間。

 シカゴ オヘア空港から入国。そして更に空路2時間。もうへとへとになりながら、とうとう我々はオマハの大地に降り立ったのです!

 「おう!ここがオマハかあ~! 意外と大きく、綺麗な街じゃ~!」

てな感じのデコボコ5人組。 命の次に大切なスカイレイダー、震電、Ta152の完成品が入った段ボールを小脇に抱え、よたよたと空港からレンタカーまでやっとのことで辿り着きました。

 「おう!なんだ~!アメリカも夏かあ~!!暑いぞう~!」・・? ? ? ?

 この時点、あくまでも心はまだ完全に観光客の5人組です。
この後どんな運命が待ち構えているのかも知らず、もうノー天気そのもの!!

 満載の荷物と5人を載せたレンタカーは快調にオマハの街に乗り出しました。そう、我々が選んだ車はインフィニティのSUV。
 日本では見ない巨大なボディのガッツな車です。これなら例え崖から落ちても、私だけは助かるわい。とご満悦な奴です。しかも、新車です。 パワーも満ち満ちてます!

 グォウ~!!と加速!実に豪快な旅が始まりました!!!!

ところが・・・です。
 例によってここ米国でも、連日猛暑が襲う米国の真夏、真っ盛り!!

朝からその日差しの強いのなんのって、いきなりもう摂氏40度の気温がひ弱な日本から来た、しかも時差ぼけまっただ中の我々を容赦なく襲ってきます。(しかも何故か夜間には雷雨が吹き荒れるのですよ!)

 空港から約40分。お世話になる我々のホテルに到着するやいなや、休憩を取る間もなく全員揃ってもう会場の下見に出発です。 
 なにしろ時間があるようで無い、貴重なアメリカの一日ですもの、ノンビリとはしてはおれません。

 

私達のホテルから車を飛ばすこと15分、なんと意外に近い処にその会場、ホテルエンバシースイートはありました。 なにしろ日本と違って、ここアメリカ、オマハでも、至る処にフリーウェイが走っています。広く何本もの車線、大きく広がった視界には遮る物がありません。京都市の狭い道路と違ってまたその快適なこと!!

 しかもこれが全部無料だなんて! あなた、日本じゃあ考えられませんよね!

 フリーウエーから直接会場があるホテルの玄関まで、一気に到着です。

 そしてまず驚いたのが、会場となるそのホテルの規模の大きさ!

 いやはや、なんだ~これは~!!としか言いようのない豪華でしかもデカイ会場ではないですか。 我がSWSチームに一気に緊張が走ります。

 正面玄関の大きなガラスドアを開けて入ると、いきなりひんやりとした快適な空気が我々を迎えてくれます。 まだ開場前前日なのに、もう会場内の受付ブース付近では、沢山のIPMS会員らしき人達が忙しそうに準備の真っ最中です。(おそろいのTシャツがなんともカッコ良いのです!)

 すると、早くもその中から我々を見つけて、笑顔で出迎えてくれた人が!

 はいそれは今回、私達造形村が出展をしたいと連絡をしたとき、もう締め切りぎりぎりだったにもかかわらず、親切な対応で無事参加が出来るように設定のすべてを手配してくださった「ランディさん」その人です。

 想像通りの、素晴らしい方にいきなりヒット! 一同、ほっと胸をなで下ろします。

ランディさんをはじめとするIPMSオマハのボランティアメンバーの皆様。左端の日本人紳士はアメリカ在住の総司令官のご友人の清水様です。
イベントのお手伝いだけでなく、開発にもご協力くださったり、とても頼りになるメンバーです♪

「ようこそIPMSオマハへ!今からブースに案内するね。」

とあくまで紳士なランディさん。笑顔が実に素敵なアメリカのホビー大好きおじさんです。

 模型コンテストが開かれる巨大なメイン会場を囲んで、大小4ヵ所の販売や教室や会合の開かれる広大な部屋が用意されています。

 我ら造形村のブースは、プラモメーカーを中心にそうそうたるメンバーが集まった、会場2番目に大きな販売企業用の部屋にそれはありました。

 しかも今回の我がブースは机が一枚のみ。 ここに震電、Ta152、そしてスカイレイダーの完成品と、各種POPにのぼりポスターやチラシや商品などなど持参した大量の品物を満載に展示しなければならないのです。

 渡米一日目は下見と言う事でここで一応終了です。 今日は下準備だけを行い、時差ぼけ解消のため今夜はゆっくり睡眠を稼いでおきましょう。

 明けてIPMSオマハ開催日の前日。いよいよ本日から造形村ブースの設営です。
力が入ります。朝からスタッフは近くのホームデポ、巨大なホームセンターに資材の買い出しです。 イベント馴れしたスタッフにはアメリカも日本もありません。いつも通り、すいすいとブース設定の準備が進みます。

 ところがです! 我々がブースの準備を始めたとたん、もう沢山の人がやってきます。

 まだ、段ボールの開梱どころか、机の上には何も乗っていない状態なのに、「ハ~イ シンデン!!」とか「ゾウケイムラ?」 なかには「ズゥィ~エム?」と、初めて聞く発音で我々に握手を求めてきます。
 そうなんです。ゾウケイムラは発音がしにくいのか、こちらではズゥイ エムと呼ばれているようなんです。

 「そっかあ~我々はズゥイ エムかあ~」 と、スグに慣れ親しんでしまうのが日本流です。 そうこうするうちに、ブースの準備も完全に完成。

 いよいよ開場を待つの・・・みですが・・・。
何やら皆さん、「シンデンを売るのか?」「Ta152はあるのか?」と、しきりに訪ねて来ます。
 中には「スカイレイダーは買えるのか?」などというのもありますよ。皆さん何故か、自分の仕事もそこそこに造形村ブースが気になるようです。

 すでにもう、造形村ブースの前には人だかりが出来っぱなしになってしまいました。

 で、やむなく「OK、シンデン、売ります!」と、苦し紛れに言ったとたん!
 なんと、まだ開場まで何時間もあるのに、持参した6個の震電とTa152は全て、内輪の皆さんで売り切れてしまいました。

 「え? だったら、このまま開場になって、一般の入場者から在庫を聞かれたらどうするぅ~~!??」

 その予感は的中です。その後我々は何回「ハイ~シンデンはありますか~」というこの言葉を聞いたでしょうか。 その度に「ノウ!ソーリー!シンデン イズ ソウルドアウト、ソーリー」の繰り返しです。

 シンデンどころか、開場後たった十数分で我々のブースには売り物はもう一点もありません。

 あとはひたすら、チラシと3機の完成品と、われわれの笑顔だけが売り物、いや陳列品の全てです。

 「ああ~こんなことなら、もっともっと震電やTa152を持参しておけばよかった~」と悔やんでも、その時点では、もう震電はボークスUSAの店頭でも売り切れています。
 日本のボークスの店頭ではもうかなり以前からこれまた売り切れていたのですから、どうしようもありません。
 かろうじてTa152の在庫が存在するのみなのですが、これも何時まで持つやら。

 そんなブースの混乱を知ってか知らずか、その後も続々と来場者が訪問してくれます。

 みなさん口々に、スカイレイダーの予約をしたぞ~!と、嬉しい事を聞かせてくれます。

 聞けば皆さん、全米から飛行機や車を何時間も乗り継いでこの日を楽しみに来場されているとか。メインのホテルはもう満杯です。だから会場周辺のホテルはどこも満員とか、いやはや凄いものです。

 そんな熱烈なスケールモデラーの中には4機ものスカイレイダーをボークスUSAに予約してくださった方もいます。正にSWSの真の理解者の姿がそこにはあります。
 もう胸がジ~ンと熱くなってきます。 ありがとう!! ありがとう!!  そんな言葉を聞いただけでも、私とSWSチームがはるばるオマハまできた甲斐がありました。

スカイレイダーの話で盛り上がるオヤジ達♪ 中央にいるスーツマンは通訳兼企画営業担当のKen山中。総司令官の熱烈トークに、ますます全員スカイレイダーを好きになってしまいました!

 そしてもう一つ! なんと開場後すぐに地元オマハのTV局が造形村の取材にきてくれたではありませんか!
 スカイレイダーを中心に、日本からの出品と聞いて入念にカメラを回してくれます。残念ながら、私達にその放映を確かめる事は出来ませんでしたが、視聴者にはきっと良いNEWSになったのではないでしょうか。

 また我々は今回、完成品と商品の他に日本と同様、「東日本震災の義援金」募集用の缶バッチを持参していました。
 これは「友達作戦」という作戦名で私達日本の震災被害者の救援にあたってくれたアメリカとアメリカ軍への感謝の気持ちを現わすとともに、この会場においても参加者から義援金の協力がいただければと考えたからです。

 カラフルな缶バッジにはSWSのロゴやスカイレイダー、P-51、震電やTa152の絵柄が描かれています。
 なんとこれにも沢山の人が興味を示し、そして義援金5ドルをポンと置いていってくださいます。 なんという優しさでしょうか! たちまちこの缶バッジも品切れ続出です。 皆さん沢山の義援金ありがとうございました。

 義援金は日本赤十字社を通して、震災被害者の元へとどけます。

 ご厚意に心から御礼も申しあげます。

 いやはや文字通り、飯を食うヒマも無いとはこのことでしょうか。ひっきりなしにSWSファン、いやスケールモデラーやファンが襲来です。しかも片言の日本語を操る怪しい人まで現れて、造形村ブースは大混雑です。
 なにしろ一卓しかない小さなブースなんですもの、大きなアメリカ人のオヤジが3人さんも止まれば我々と混ざってもう満員です。

 こうして、なにがなんだか大混乱の内に一日目は終了していったのです。

 ファン、マニア、ご同業、出版社、取引希望企業、工具用品、デカール、絵画や中古品販売、などなどみんなホビーを楽しみながら、それぞれに素敵な時間を共に過ごしています。
 なんてうらやましい。なんて楽しい、なんて嬉しいイベントなんでしょう。会場中にスケールモデラーの歓声が響き渡っています。

 いやあ~正直、日本から初めての、64歳の私には刺激が強すぎます。しかもアメリカのファンは元気が有り過ぎます。 それに予想通り造形村ブースへの来場者は100%、オヤジばかり!!

 笑顔のオヤジとオヤジがウジャウジャと現れては消えて行きます。

 目の保養にと、密かに期待していた若いアメリカ美人なんぞ一人も無っしぃ~!

東日本大震災に向けての義援金募金企画「VOLKS ONE FOR ALL」の缶バッジ。
アメリカのホビーファン達の関心も高く、とてもたくさんの方々がチャリティーにご協力してくださいました! ありがとうございます!

オマハの地元TV局がさっそく取材に!
カメラマンも熱心に撮影するあまり仕事を忘れ、SWSの「空飛ぶタフガイ」(スカイレイダー)にすっかり夢中♪ それだけ造形村SWSブースは異彩を放っていたのかもしれませんね。

アメリカのホビーファンの熱狂ぶりに総司令官のトークも絶好調!
もはや通訳もいらないんじゃないかというくらいのボディランゲージに人だかりの山は増える一方です♪
「ホビー」は国境を越える?!

 ううう~~~む なんぼなんでも 少し疲れましたぞ。

 ここへきて時差ぼけの症状もじんわりと効いてきます。なにしろ朝夜逆転したまんまなんですもの。

 「よおし~!今夜はオマハのダウンタウンで、ネブラスカ最高のビーフステーキでも奮発するか~!!」と、みんなで一人50ドルもするステーキにかぶりついたのでした。
 当然私はバドワイザーとNYステーキを注文です。「いや~~そのうまかったこと!」

 明日は、会場から足を伸ばし飛行機でひとっ飛び、セントルイスのあの「バーリンデン」さんの工房まで会社見学です。 さてさてどんなお話に展開するモノやら。

 この続きは次回、近日中にアップいたします。どうかそれまでお楽しみに

 IPMSが妙に懐かしいオヤジでした。

以下、次号 オヤジブログに続く

 

造形村 オヤジ 重田英行

 

SWSへのご意見や質問、ご要望があれば
どしどしお聞かせください。

ここから約6か月!! 腕によりをかけて熟成させてまいります。世界で最も美しくかっこいいSWS「P-51D」にご注目あれ!!
写真は例によってT1(ファーストテストショット)です。今後の進展によって発売品とは異なる場合がございます。ご参考としてご覧くださいね。

 

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