オヤジブログNo.137 - 怪鳥 Ho 229 B 再び複座型になっていよいよ発売の日が迫ってまいりました!
掲載日:2025.05.30
SWS 1/32 ホルテン Ho 229 B
●商品仕様
  • ・インジェクションプラキット(グレー、クリア2色成型)
  • ・全長:約28mm、全高:約112mm、全幅:約525mm
  • ・パーツ点数:369点 ※発売中の「ホルテン Ho 229」(単座型)と同じ金額で、単座型も選択式で再現可能。
  • ・デカール:2枚 ・マスキングシール:1枚
●日本国内販売価格
15,180円(税込)13,800円(税抜)
●発売予定日
日本国内2025年7月5日(土)~27日(日)予約受付
2025年8月9日(土)発売予定
フレンドショップ2025年8月頃予定
※各フレンドショップにお問い合わせください。

 早くもここ日本ではうっとおしい梅雨の季節がやってきました。今日も明日も見上げる空は、どんよりした分厚い雨雲に覆われています。
 SWS兄弟のみなさんの見上げる空はどうでしょうか。
晴れていますか。 それとも雨や雪でしょうか。 晴れるといいですね。

 今回のこのブログでは、いよいよ発売が迫ってきた注目の新製品「Ho 229 B」が私の手元に届いたというご報告と、その組立説明書をご覧に入れましょう。

 まずは、ざっと写真にてご案内をいたしますので、さらに詳しくはあなたがこのキットを手にされた時まで、どうぞお楽しみに。

パッケージ側面
パッケージ側面には本キットの「Ho 229 B」(複座型)とそのベース機である「Ho 229 V3」(単座型)に関する実機の特徴に基づき、SWSキットではどのように設計されているかを詳細に解説。QRコードを読み込めば英字版のパッケージ情報も見られる日英両対応になっております。

組立説明書表紙
ドイツ空軍の実機マニュアルをイメージした組立説明書の表紙デザインにご注目。SWSキットを組み立てる前の「前味」として、フルカラーで膨大な情報量の説明書のページを、1枚ずつ穴が開くほどじっくりと眺めながらめくっていくワクワク感を存分にお楽しみください。

▋目次と実機諸元、実機解説
機密文書のようなデザインの表紙をめくると、SWSキットの組立工程が大まかに分かる目次と、徹底した実機取材に基づいて実機のスペックや開発経緯などが詳細に解説されております。もちろん中身も日英両対応なのでご安心ください。

各部解説と組み立てる機体の選択
実機取材とSWS開発コンセプトに基づいた詳細な各部解説にもご注目。さらに、本キットでは「Ho 229 B」(複座型)と「Ho 229 V3」(単座型)のいずれか片方を選択式で組み立て可能。どちらで組み立てるか迷っているそこのあなた!まずはじっくりと説明書を読み込んで、後悔のないようお好みのタイプを慎重に選んでくださいね!

組み立て注意事項とカラーレシピ、エンジンの組み立て
さあ、いよいよ組立手順に入ってまいりますが、その前にSWSキットを組み立てる際の注意事項や、本キットを塗装するために必要な塗料のカラーレシピの確認も抜かりなくお願いいたします。心の準備が整いましたら、いよいよ本機の心臓部とも言えるエンジン部分から。本キットでは「Ho 229 B」(複座型)と「Ho 229 V3」(単座型)のいずれか片方を選択式で組み立て可能ですが、エンジンの組立手順は共通です。あたかも本物の「Jumo 004」軸流式ターボジェットエンジンを組み立てているかのような未知の体験が待ち受けていることでしょう。

「Ho 229 B」(複座型)の胴体(フレーム)の組み立て (P.15~)
エンジンが組み上がったら、それらをクモの巣のように縦横無尽に張り巡らされた鋼管フレームでつなぎ合わせる内部構造の組み立てに入ります。徹底した実機取材と各種資料からの深い考察がなしえた「設計の妙」を存分にお楽しみください。

「Ho 229 V3」(単座型)の胴体(フレーム)の組み立て (P.29~)
大まかなフレーム構造は共通しておりますが、胴体内固定武装が「Ho 229 B」(複座型)では従来の左右で2門のMK 103機関砲に加えて、MK 108を左右4門追加で計6門のなったのに対し、「Ho 229 V3」(単座型)では左右で計2門のMK 103機関砲のみ搭載するなど、武装の違いからくる懸架方法などの差異にもご注目。

「Ho 229 B」(複座型)のコックピットの組み立て (P.38~)
現用ジェット機にも通じるバスタブ状の壁に囲まれたコックピットにご注目。前席に操縦士、後席にレーダー手が並ぶタンデム式の複座型コックピットは、胴体同様に鋼管フレームで囲まれただけの試作機然とした「Ho 229 V3」(単座型)との違いが大きく分かる一番の見所です。

「Ho 229 V3」(単座型)のコックピットの組み立て (P.43~)
左右をエンジンに挟まれ、足元には前脚越しに地面が丸見えになっている、いかにも試作機然としたむき出しの操縦席にご注目。組み立てながらパイロットの心情に思いを馳せてみると、今にもエンジンの轟音が鳴り響いてきそうではありませんか。

「Ho 229 B」(複座型)の脚部の組み立て (P.47~)
胴体内部構造がほぼ完成したらお次は頑丈なランディングギアの組み立てに入ります。コックピットの構造が異なるため、操縦席の下方に接続される取り付け方法も当然異なりますが、特に太く頑丈な前脚取り付け方法の差異は見逃せません。「Ho 229 B」(複座型)では、バスタブ状のコックピットフロアの底面にしっかりと接続され、前脚の強度だけでなくパイロットの安全性も向上しております。

「Ho 229 V3」(単座型)の脚部の組み立て (P.51~)
「Ho 229 V3」(単座型)では、胴体の鋼管フレームに直接つながる構造のため、パイロットの足元は前脚を通り越して地面まで丸見えでした。着陸時の衝撃も相当なものだったに違いありません。

「Ho 229 B」(複座型)の胴体外板の組み立て (P.55~)
3点姿勢を取る降着装置の取り付けが終われば、胴体内部構造は完成です。「Ho 229 B」(複座型)は、複座型コックピットとなり延長された機首へとつながる尖った外板形状が特徴的。それに伴い、インテーク形状も前方へ延びるように変更されております。

「Ho 229 V3」(単座型)の胴体外板の組み立て (P.59~)
「Ho 229 V3」(単座型)は機首が短いため、まさにブーメランのような特異な形状が際立ちます。

両翼部の組み立て (P.62~)
両翼部の組立手順は共通です。全翼機ならではのブーメランのような独特の機体形状は両機ともに同様ですが、こうして並べて直接比較して見ると、機首が延長された「Ho 229 B」(複座型)は、機首先端のFuG 220リヒテンシュタイン・レーダーアンテナも相まってより奇妙な姿に見えることでしょう。また、随所に設けられた数々の減速装置の取り付けも、本機ならではの醍醐味が味わえる密かな見所ポイントです。

「Ho 229 B」(複座型)の最終艤装 (P.66~)
さあ、いよいよ最終艤装です。射出座席やキャノピーなど、それぞれの特徴的な部位を取り付ければ、完成はもう目の前です。しかし、ここまで来たからといって油断してはいけません。最後まで説明書をしっかりと読み込んで、あなたの手で見事完成させましょう!

「Ho 229 V3」(単座型)の最終艤装 (P.73~)
機首の長さに応じて、前脚収納庫扉やキャノピーの長さが変化するのが組み立てながら学べます。機能故の構造、構造故の形状が組み立てながら学べるのがSWSの真骨頂。

塗装とデカール
本キットでは「Ho 229 B」(複座型)と「Ho 229 V3」(単座型)のいずれか片方を選択式で組み立て可能ですが、「Ho 229 B」(複座型)では夜戦型で良く見られる迷彩パターン2種を採用し、「Ho 229 V3」(単座型)では一般的な3色迷彩に尾部の特徴的なマーキングを2種採用。いずれも「もし実戦配備されていたら」という想定で、お好みのカラー&マーキングをお楽しみいただけます。

パーツ図とアフターサービス情報
ここまでじっくりと説明書を読み込んでから組み立てを行った皆様なら大丈夫かと思われますが、万が一失敗してしまったり初期不良があった際にもご安心ください。各パーツのランナー配置やアフターサービスの情報が記載されておりますので、パーツチェックを行う際にもこのページを参照していただき、もしもの時には焦らず慌てずこちらにお問い合わせください。


SWS 1/32 Ho 229 B キットのパーツ数はなんと!
369点!

 もはやミュージアムモデルにさえひけを取らない、いや、それを凌駕するかのような、この完成度を秘めたSWSという組み立てキットをご想像あれ。
 次回のブログでは、さらに各パーツの詳細を写真にてご覧いただきましょう。

さらに
SWS 1/32「Ho 229 B」キットを世界で最も早く手にされるモデラーは、来る米国で開催されるIPMSハンプトン会場の造形村ブースにてご購入のあなたです。

 どうぞご期待ください。

尚、ボークス各店舗、または世界中のSWSフレンドショップでの発売は2025年8月頃(※)より順次開始ができる予定です。
 あなたがあなたの隠れ家の工作机の前で、満面の笑顔でこのキットを開封されるその喜びの姿が目に浮かびます。
フレンドショップにつきましては店舗によって異なりますので、お近くのフレンドショップにお問い合わせください。

 どうぞSWSキットの真髄をご堪能ください。

造形村 代表 重田英行


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