9月に入ったとは言え、まだまだ強烈な日差しが降り注ぐ日本の毎日ですが、SWS兄弟の皆さんはいかがお過ごしのことでしょう。
くれぐれも適度な水分補給と、体調管理には十分に留意してくださいね。
さて今回のオヤジブログでは、先日無事新発売となったSWS1/32 五式戦の全パーツをご紹介いたします。
え?もう自分はキットの組み立て工作にはいっているぞ。 ですって・・・!
そうでしたね。 先日米国フォートウェインで開催された全米IPMS会場にて早くも五式戦キットを手にされたあなたなら、もう相当なペースで工作が進行しているかもしれませんね。
また日本国内でも、ご予約の方に先行販売された五式戦が、待ちこがれてくださっていたファンの手で着々と工作が進行していることでしょう。
五式戦キットの出来栄えはいかがでしょう。 どうか存分に楽しんでいただけますように。
いやはや想像をはるかに超える
沢山のご購入に、私造形村のオヤジをはじめ、キット開発担当者全員も心から感謝を申し上げます。 本当にありがとうございました。
IPMSと言えば
毎年11月に開催されてきた英国IPMSイベントに、まだよちよち歩きの造形村が、32 震電という奇怪なキットをひっさげて、最小のブースを出店して早くも15年が過ぎました。
無論、世界的なイベントへの参加は他方、英国の航空機博物館でなければ見ることが出来ない貴重な航空機をこの目で取材できる絶好のチャンスでもあります。
▋真打は最後にやってくる!
日本陸軍戦闘機の最終を飾る本物の「五式戦」を間近に見られるチャンスに恵まれるなんて!
しばし棒立ちのまま、言葉にならない感動が私の胸中に雷鳴のように轟きます。
大切に復元してくださった英国空軍博物館の皆様に心から感謝です!
そして運命の2011年!
初めて私が英国テルフォードにて開催されたIPMSに造形村ブースを出店参加したその足で訪れたコスフォードにあるイギリス空軍博物館で、修復中の五式戦と思わぬ遭遇を果たしてしまうという幸運に恵まれたのです。
文字通り、そこには徹底的に丸裸にされた愛しの我が日本機である五式戦が、今まさに生まれ変わりつつある瞬間瞬間の姿を見せていました。
そして日本人と思しき私達に気づいてくれたレストア担当者の一人が手招きをして、なんと作業現場に入れてくださったのです。 あの時のあなたありがとう~~~ありがとう~~~
しかも写真撮影に許可までもらったからには、もう撮って撮って撮りまくる謎の日本人達ではあります。 内緒でプロペラや、機体の一部をそっと手で撫ぜてみます。
大戦末期に生産された日本機に共通する、それはそれは薄っぺらいジュラルミンの手触りに精一杯頑張ったであろう健気さが伝わってきて、思わず心の中に感謝と感動の涙が出ます。
物資不足の中、ボルトナットやリベットの一つ一つにも、当時の工員達が丁寧な加工を施そうとしていた跡が見えて、言葉もありません。
偶然とはいえ、英国の博物館で復元されつつある貴重な日本機の前に立ち尽くす私の心の中に
いつの日か、きっとお前をプラモキットで再現してやるからな。それまで待っていてくれよ。
という切ないまでの気持ちが湧いてきたのでした。
あれから15年。ついにその日がやってきました。
そうです。とうとう私達造形村からSWS 1/32キット No.27「五式戦」がプラスチックモデルとしてスケールモデルの世界に飛び立って行くことが出来たのです。
見事にこの日本陸軍戦闘機「五式戦」を復元をしてくださったコスフォード英国空軍博物館には限りない感謝と心からの敬意を捧げるものであります。
更にこのキットをコレクションしてくださった全てのSWS兄弟の皆さん、本当にありがとう~~
そして今まさにこの「五式戦」のコレクションをご検討中のあなた。 もう悩むことはありませんぞ。
未だかつてないほど詳細に、かつ組み立てやすくなったSWSキットの最高峰としての仕上がりですもの、SWSキットが初めてのあなたにも、また日本機が初めてのあなたにも私が自信をもって心からこの五式戦キットをお勧めいたします。
▋最新版のSWSキットに相応しく、各部品の仕上がりの鋭さにご注目ください。
特にプロペラの後縁のエッジに。 また機首カウリング、防弾板やプロペラスピンナーの形状にも抜かりはありませんぞ。 もちろんこれらのパーツは小気味良くぴたりと合致して、あの五式戦独特のフォルムをあなたの前に描き出します。
▋そして主翼上下に刻印されたこのモールドも実機取材の成果が見て取れますね。
でも主翼の構造を見せたい場合は上側のパーツを接着せずに取り外し式にしておけば、あの精緻な主翼の桁の配置や機銃の搭載状態が確認できますぞ。 胴体上部の機銃口の再現も綺麗に決まっていますね。
▋このランナーには胴体の構造フレームに、ランディングギア、タイヤ、増槽タンクが。
どれもかなり小さなパーツでシビアな工作が必要ですね。よく切れるニッパでパーツギリギリでの切断を避け、少し湯口をパーツ側に残して切り離してくださいね。
特にこのキットの胴体の内部再現では実機通りの構造を再現させましたので興味深く工作を楽しむことが出来ます。
▋ほら、ここには両主翼の主桁が整然とパーツ化されていますよ。
せっかくのパーツですから外板を貼らずに見ることができるよう工作してみてください。機銃の搭載の様子もこれで目の当たりにすることが可能です。
▋さあ、ここに五式戦の性能を決定づけた「ハ-112エンジン」のパーツ群が出てきました。
吸気管と集合排気管の仕上がりも見事です。 ここはあなたの塗装技術の見せ場でもありますね。
仕上がればエンジン単体でも十分に見応えのある完成度を示します。SWSキットの醍醐味です。
▋繊細なパーツが集合されたランナーには特段の注意と慎重な工作が必要です。
各種ケーブルやパイピング表現の方法に鉛の細線や釣具のナイロン糸なども活用ができますので、より精緻な仕上がりを希望の方はこれらの副資材を試してみてください。
▋どんどん行きましょう。
ここには各部のパーツが展開。説明書通り、仮組をしながら工作を進めてくださいね。
▋ここまでで機体各部のパーツは全部となります。機銃、エルロン、垂直尾翼などが見えますね。
このほかキャノピー、計器盤、航空灯などを除く「五式戦 一型乙」の全パーツが出揃いました。
大戦も末期、川崎航空機工場の駐機場に虚しく並んでいたあの大量の首なし機が思わぬ高性能を発揮して、日本陸軍航空隊の真打として大空に羽ばたいてゆく場面がいよいよあなたの手で再現される時がやって来ました。
勇気と実行力のあるあなたに拍手です~~~!
▋そして「乙型」の特徴であるティアドロップタイプのキャノピーを持つ五式戦の透明パーツです。
各計器がガラス面のよう再現ができる計器盤も透明パーツで。 航空灯や翼端灯の微小なパーツの紛失にはくれぐれもご注意!!
もしも、この小さなパーツが切り離し時にどこかに飛んでしまったなら、私は偵察ヘリの乗員よろしく口元で「バタバタバタ」と降下ホバリング音を出しながらパーツの捜索を行います。
すると、ほどなく無事にパーツを発見する確率が上がるのですから、ぜひ一度、あなたがお一人の時に限ってではありますが、騙されたと思ってお試しあれ。 バタバタバタバタ~
▋いよいよ最後に五式戦のデカールです。
P-51 との格闘戦にて被弾、片足を失いながらも健闘し、無事に帰隊を果たし終戦まで活躍をした「檜 与平」少佐機が再現できるマーキングや、飛行第五戦隊隊長機などが再現できるマーキングなど、興味深い当時の五式戦の姿が蘇ります。 SWSならではの日本機キットのコレクションを楽しむことができます。 もちろんこのキットにもキャノピー塗装専用のカット線入りマスキングテープも付属しております。便利ですよねあれって。
日本陸軍機の最後を飾る名機が今蘇ります。
プラパーツ点数274点 デカール1枚、風防マスキングシール1枚 組み立て解説書1枚
イギリス空軍博物館(コスフォード館)所蔵機による最新考証に基づくキット化により、あなたの航空機模型コレクションに衝撃の戦闘機「五式戦」がついにその戦列に加わる日がやってきました。
魔法の素材で再現する航空機コレクションキットの真髄に、ぜひあなたのご参加をお待ちいたしております。
造形村 代表 