オヤジブログNo.038 ウーフー編 第一話

新年おめでとうございます!

今年も造形村のSWSが快進撃で貴方のモデラー魂に迫ります!!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

- 目次 -
  • ■ スーパーマーリンエンジンの実物がボークス本社に到着!!
  • ■ SWSファンの皆さま、ウーフーファンの皆さまにお詫びとお知らせです!
  • ■ それは最終の試作段階で明らかになりました。

ほらほらほら!! とうとうスーパーマーリンエンジンの実物がボークス本社に到着です!!
どうですかこの迫力!やはり本物が持つ存在感というか、迫って来るような何かがたまりませんね~!!
もう言葉にならないと言うか怖いくらいカッコイイですよ!スタッフみんなでよだれをたらしまくってしまいましたぞ!
どうかボークス本社のお近くに来られた際は、このエンジンも見に来てやってくださいね。きっとSWSのマスタングを作りたくなりますから!!

■SWSファンの皆さま、ウーフーファンの皆さまにお詫びとお知らせです!

 さぞや毎日がウーフーのことで頭がいっぱいのあなたでしょうか。
 それとも、もはや四六時中ウーフーの姿が目の前にちらついているあなたでしょうか。

 お察し申しあげます。そんな生活ももうしばらくのご辛抱ですぞ!

 かく申す私など、例によって朝から晩まで、もう何を見ても何を考えてもすべてがSWSウーフー君のどこかの部分やパーツに見えてしまうという、それはそれはまるで苦悶のような、いやそれどころか、もしかして悦楽とはこのような事を言うのでは? という楽しい毎日を送っております。

ここは一日でも早く、1/32ウーフーをSWSキットとして完成させ、晴れて世に送りだしたいところなのですが、なんとキット開発の最終段階の今になって、どうしても改修しておきたい部分がでてきてしまい、発売時期が少し遅れるかもしれない状況になってきました。

 一刻も早くSWSウーフーの姿を自分の目で確かめたい。

と、私同様、そんなあなたのお気持ちは良く判りますが、どうか、今しばらく、私の我が儘だと思し召して、改修の時間をいただけますようお願いいたします。

そこで今回のオヤジブログでは、SWSウーフーのどこがどう改修されなければならないのかを、私なりに皆さまにもご紹介してみたいと思います。

ここはスケールモデルとしても、またウーフーそのものの再現としても外せない大切な部分ですので、どうかご注目の上、おつきあいをくださいますようお願いいたします。


■写真①:スミソニアン、ウーフーの機首左側面からの写真
キャノピー上端のガラス部分に注意。
かなりフレームに食い込んだ形。また後方に尖った形状に見えます。

■写真②:同様、機首右前方、斜め上から見下ろした写真
キャノピー前縁部分の湾曲に注意。
ガラスはきれいなカーブを見せていますが、機首のアーマードデッキ(フロントパーツ)に対してはぎりぎりに装着されていることが判ります。
また、撮影中の人物に比較しても、本機の機首は意外にコンパクトな造りであることにもご注目ください。

■写真③:同様、機首右側前方、更に上から見下ろした写真
胴体の断面が意外に細いことに注目。
その胴体機首にきれいに沿うようにガラスは装着されているが、やや長く見えませんか。カメラレンズによるものか、実物とはやや異なった印象を受けます。

■写真④:機首正面、やや上方からの写真
パイロットの肩幅よりやや広いくらいか?との印象さえ受ける、細い胴体機首に注意。この写真だけを見れば機首前面は殆どガラス面積だけのように見えます。正に撮れば撮るほど異なるガラスに見えてきます。

■写真⑤:改修済みキャノピー全体の写真
写真③に近い角度からみたキャノピーパーツ全体です。
私達はSWSキットの表現ではこのラインが最も実物に近いと判断し、その形状をこのように確定いたしました。

■写真⑥:写真③に近い角度から、キャノピー後部をやや開けた写真
窓枠の内側に防弾ガラスが来るとはいえ、かなり骨太な窓枠フレームにご注目。尚、SWSキットでは、ガラスと窓枠にパーツが分かれたタイプの物と、窓枠とガラスが一体化された従来タイプのパーツが付属しています。お好みで選択してください。

■写真⑦:機首前方、やや上方から見た、改修済みパーツ
写真④の実物とはかなり印象が異なるように見えますが、これぞカメラレンズのいたずらというか、錯覚というか、いかに模型での表現が難しいものか、開発チームの苦労がご理解いただける証拠かと思います。

 

■それは最終の試作段階で明らかになりました。

 さてSWSのウーフーには、複雑怪奇とも言えるその独特な形状を完全再現するために、多くの部分にスライド金型という手法を採用しております。

 大部分はそれが良い方向にはたらき、開発も順調に進行してきたのですが、最後の一歩である最終段階になって、あろうことかウーフーの再現で一番目立つ部分、つまりキャノピーパーツの最先端に意図しない形状での成型品が射出されてきてしまったのです。

 SWSの開発では、一連の参考写真の通り、実機取材を元に最も美しいデザインで設計を起こし、それを金型に忠実に製作してきたのですが、今回のウーフーという独特にして複雑な曲線を再現するために採用した金型上の特性から、肝心なキャノピーパーツの上端と下端の曲線部分に、設計よりやや尖った形が成型されてしまう事態になってしまいました。
(SWS例会などで試作完成作品を御覧になった方なら、ひょっとしたら私同様、この部分を気にされていた人がおられたかもしれませんね。)

 で、私の性格上、このままでは到底発売は出来ないという結論に達しました。(ご予約の皆さま本当にすみません!! )

 そこでこのキャノピーの金型を一旦白紙に戻し、改めて実機の写真を元に、新規で作り直そうということになりました。(トホホホ)

 ここまで掛けてきた時間や努力、そして多大なコストのことを考えれば、正に断腸の思いなのですが、このキットはスケールモデルとしても、また最高峰の航空機モデルへの挑戦の証としても、必ず歴史に残るであろう、文字通りの大作ですもの、ここでつまらぬ躊躇などはしておられません!

 たとえブーイングの嵐を受けようとも、造形村魂を見せねばなりません!

 そう!! みんな私が悪いのです!!

 そうして完成したのがサフ吹きパーツの写真で示した新しいキャノピーという事になります。

 いかがでしょう?!
ほぼこれで取材した実機に近いキャノピーとすることができました。
ここから再び金型に起こし直して新造と言う事になります。

 そんなわけで、これはあくまでも予測ですが、予想発売日に対して約2週間ほどの遅れが出るものとおもいます。

 いやはや。実際に航空機の実機の取材をされた方なら、もう先刻ご承知のことでしょうが、博物館内という狭い(?)スペースの中で、航空機という巨大な構造物をごく間近から撮影しなければならないという状況下では、どうしても被写体に近接して撮影しなければならず、微妙なカメラレンズのゆがみというか、人間の目との遠近感の違いというか、撮影したモノが実物と異なって見えてしまうことがあるのです。

 これは誤解を覚悟で言うのですが、1/32スケールで製作された模型の写真を、実機の撮影と同じような条件で撮影するとするのならば、それは同様に、カメラの方も1/32スケールに縮小した小さなカメラ(それがこの世に有るならばですが)で撮影しなければならなくなってしまう(?)のです。

 特にウーフーのように、ある種奇抜なデザインの塊のような対象物の場合、撮っても撮っても違う形状のように見えてしまうのが常ですから、これはもう難物中の難物であると申すしかありません!

 故に、開発チームでは、出来るだけ沢山の角度から膨大な量の撮影をしてくるのですが、それでも撮影出来る範囲はおのずと制限されたモノになってしまうのが現実です。

 特にこの機首部分のように、機首全体が複雑な曲面の連なりで構成されている場合が一番の難物、くせ者です。

 ただ、そうは申しても、32スケールキットとして、どこかでそれらをデザイン的に確定させなければなりません。

 とうとう大切な発売時期を厳守することが出来なくなってしまったとは言え、ここは譲れない部分であると思し召して、どうぞ開発チームに今しばらくの時間を与えてやってくださればと思います。

 でも、この改修のおかげで、更にカッコイイ、魅力倍増のウーフーとすることが出来たと内心私は改めて確信いたしております。

 どうかこの改修成ったキャノピーにもご期待の上、SWSウーフーの完成を楽しみに、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。

 尚、この度の改修による発売の遅延のお詫びとして、ご予約の皆さまには特別無料プレゼントとして、すでにお知らせしている搭乗員セットの他に加えて、ウーフーの翼端灯セットを別パーツでおつけしますね。

 これはフランスにお住まいのある熱烈なウーフーファンからの要望で実現する、透明レジンに赤と緑の色素を溶かし込んだ、実感たっぷりの翼端灯パーツです。

 まだ試作の段階ですが、しっかりとした品質の物に仕上げてプレゼントいたします。どうかお楽しみに!!
(この翼端灯パーツの写真は、次回のこのブログにて案内する予定です)

勿論、この特別無料パーツプレゼントはウーフーの予約期間内に予約していただきました全てのウーフー予約者様に適応となります。

これから予約をしようかと考えておられる貴方には朗報ですぞ!

 なんだか今回のブログは、少し残念なお話となってしまったような感じがいたしますが、いやいや決してこれはバッドニュースなどではなく、むしろグッドニュースですぞ!
(パチパチパチと、熱烈なウーフーファンからの拍手の音が私には聞こえてきます!! )

 その証拠に、私自身がますますこのSWSウーフーを好きになってしまったのですから、きっとあなたもこの改修にご賛同をいただけるものと確信をいたしております。

 そんなわけで次回のこのブログでは、気になる、その翼端灯パーツの詳細と、SWSウーフーキットの見どころをご案内して行こうと思います。

 どうかお楽しみに!!

 そして北半球にお住まいの貴方には、毎日寒い日が続きます。
どうか風邪など召されませぬように。

 

造形村 代表 重田英行

 

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そのSWSウーフーのご予約受付期間は
2013年2月末日まで! 

どしどしご予約をお待ちいたしておりますね。
(勿論この予約特典は全世界のフレンドショップでも適応されます。)

【SWSウーフー先行ご予約特典について】
ご予約の皆さま全員に対し、一機のご予約につきパイロット、航法士のフィギュア2体をセットでプレゼントいたします。

■ご予約特典:パイロットフィギュア

漆黒の空。敵爆撃機の後方、上昇しつつその下面胴体にピタリと照準を合わせるウーフーのパイロット。
手に汗握るその瞬間を見事な造形で表現しています。

■ご予約特典:レーダー手フィギュア

こちらはウーフーの後方レーダー手。
暗闇の中に敵機を求めてスコープに集中するその姿にご注目。
いずれもコックピットにぴったり収まるよう造形されています。

また、同様の特典プレゼントは「SWSフレンドショップ」へのご予約にも適応されますので、おなじみのフレンドショップにご予約をされてもOKです。


 

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