オヤジブログNo.077 - さあ!! Do 335を作りましょう!! 第2回目「DB 603エンジンの組立」

■おっと仮組中の32 Do 335の横に見えるのはSWS 32のP−51D マスタングです。これも以前、まだキットが発売される前に私が試作したものです。今日は335との大きさの比較に駆り出されました。
 Do 335の巨大さに驚くか、それともP−51Dのコンパクトさに感嘆するか。正にここはモデラーの醍醐味ではありますね。

さあ!! Do 335を作りましょう!!
第2回目「DB 603エンジンの組立」

さあ! 今回のオヤジブログでは「DB 603エンジン」の組立をご紹介しましょう。

もうすでに、SWSキットを一機でも組み立てられたモデラー、あなたなら、よお~くご存知の通り、この335キットでもモデラー諸氏の期待に 違わぬDB 603エンジンが前後に2基付属いたしておりますぞ。

異形の機体構造に載せられた液冷最強のレシプロエンジンの姿とは。

ドイツ ダイムラー社が誇る液冷倒立V12気筒エンジンが1/32スケールでついにDo 335に蘇ります。

そのエンジンと来たら、単基での排気量がなんと44510cc!

一体どんな爆音をあげてこのエンジンは起動するのでしょうね。

また
 まるでエンジンを串刺しにしたという、その奇っ怪な姿と発想に、勝るとも劣らぬこのエンジンへの興味深さを、造形村はいつもにもまして正確な再現に正面から挑戦してきました!

 今回も実に見事な完成度を示す、エンジンの組立キットとしています。

なお、このブログでは、私の独断で、あえてこのキットに付属する組立説明書の組立工程とは違う工作順序でキットの組立方法を紹介しております。

故に、普通では行わない工作順序と工程でブログは進行しております。

 くれぐれもモデラーの皆様には、必ずキットに付属している組立説明書を参考に、順序よく工作を進めて頂きますようお願いいたします。

※なにしろ、私達は開発メーカーの担当者です。
毎回試作キットの試作には、まともな説明書もまだ無く、また試作キットゆえに部品もバラバラ、精度も甘く、そのうえ試験生産品ですから部品の表面には 「離型剤」という難物までもがべたべたという状態なのです。
(発売するキットにはこのような事はありませんのでご安心くださいね。)

それを何機も何機も組み立てるのですから、もうパーツの形状も組み付けも自然に頭に入っているという訳です。

だからみなさんは決してこのブログのような工作を真似してはなりませんぞ。



■これが機首に搭載の「DB 603エンジン」のパーツだ!
あなたの手で液冷倒立V12気筒を作る。SWSキットならではの快感と興味と
嬉しさがじわじわとこみ上げてきます。
 写真では、キット紹介のために、ランナーからパーツを切り離していますが、
くれぐれも組立説明書の通り、順序よくパーツを切り出して組み付けてください。

■そしてこちらは機体に搭載したところです。

写真右上の円形パーツは環状ラジエーター。

■エンジンブロックとクランクケースなど。

■例によって、左右のピストンコンロッドを合わせることで
しっかりとエンジンが組み上がります。

■各種のパーツが組み付けられ、エンジン架に収まったDB 603

■エンジンそのものは同型ながら、機体への搭載用エンジン架が機首エンジンとは 異なります。SWSキットはここでも詳細な構造と正確なディティールが発揮されています。
 このエンジンだけでも充分に楽しめてしまいますね。

■仮組の終了した機体を例の木製整形台に乗せてみました。

こうして見れば、フロント及びリアエンジンが小さく見えますね。
このまますぐに機体に搭載するか、はたまたしばらくはエンジンのままでその機能美をじっくり楽しむか。
いやはや航空機模型の楽しみは独特のモノが有りますね。

■今朝、32 Do 335の組立説明書が仕上がってきました。
これがキットに同梱されているモノと同じ説明書になります。お楽しみに!

さてさて随分早足でしたが、DB 603エンジンの組立はいかがでしたでしょう。

え?「もう俺は腕が鳴ってしかたがないぜ!」ですって。

それは素晴らしい!!

 そんなあなたのために造形村はこのキットを完成させてきたのですから、その言葉は開発メンバーにとっても何よりの、そして本当に励みとなりますぞ。

次回はコックピット、そして主翼の工作へとコマを進めて行きましょう。

それではまた!!

造形村 代表 重田英行

↓↓ 下記メッセージ送信フォームよりドシドシお送りください ↓↓


SWS10「1/32 scale ドルニエ Do 335 A-0 プファイル」

SWS10 1/32 scale ドルニエ Do 335 A-0 プファイル
【商品詳細ページはこちら】

ページの先頭に戻る