まだ夜も明けやらぬ午前4時に起床、6:40発シカゴオヘア空港行きに乗り込みます!

今回の拠点となるシカゴオヘア空港。セントルイス行きに乗り換えます。

陽が昇るとともに、SWS開発チームのバーリンデンプロダクツへの期待も高まっていきます♪

■行ってきました!! オマハ「IPMS」へ!!! ・・・ その2

さあ!いよいよ今日はあのバーリンデンさんの工房見学です!

 「良い機会だからIPMSに来たら、私の工房にもぜひ遊びに来ませんか?」なんとあのバーリンデンさん本人から、直々に工房の見学に誘われていたのです。

 こんなチャンスはめったにありません。二つ返事でご好意に甘えることに致しました。なにしろ我々がSWSを始めとしていた3年前。できれば飛行機の再現だけではなく、パイロットや整備兵、その他、その機体を取り巻く世界観までを広く展開できればと考えて居たからなのです。

 そうです。このバーリンデンさんこそ、その世界では知らぬ人は居ないと言うほど有名な原型作家であり、バーリンデンプロダクツを率いる経営者であり、そしてその世界の先駆者なのです。

 そんなバーリンデンさんの工房に招かれたというのですから、一堂その話に興奮しないはずがありません。

 私と3名のSWS企画部員はまだ夜も明けやらぬ午前4時には起床。オマハ空港から空路約2時間、ついにセントルイス空港に降り立ったのです。 ここからレンタカーに乗り換えフリーウェイをひた走ること約40分。 なにしろ初めての地セントルイスですもの、どこがどこだか、何が何やら、迷いに迷って工房に到着したのはもうお昼過ぎの時間でした。

 日本だと、迷うというのは町中のそれですが、ここアメリカでは広大な草原の道路や工場群の端から端まで走り抜いて、ようやく迷っていることに気がつくという塩梅です。 歩いている人に聞こうにもその歩いているような人が視界の中に入ってきません。 見渡す限り無人の地です。無数の車だけが行き交っています。

 こうなったらもう、最後はレンタカーに装備のナビしかないぞ! けっこうアバウトなナビに振り回されながら、とうとうそれらしきビルの前に辿り着きました。

 目標の工房はのどかな田園が広がる理想的な環境の中に佇んでいました。

 主要なスタッフ達がIPMSオマハ会場に出展しているのでしょうか、工房は意外にもとても静かです。

 そうこうしているうちに、にこやかな女性スタッフが我々を見つけてくれました。

そして、ついにバーリンデンさんその人の登場です! 「良く来ましたね!?」 と、とても素敵な笑顔で我々を歓迎してくれます。

「何はともあれ、工房を案内しましょう。」と、自ら先頭に立って我々の工房見学が始まりました。

ついに来ました!世界中のスケールモデルファンの憧れであるバーリンデンプロダクツ!

工房と倉庫を見学させていただきましたが…その物量と徹底された管理体制に圧倒されるばかりです!

バーリンデンさん自ら原型製作から塗装を行い、必ず一度は型抜きも行うなど、いろいろと説明してくださいました。

総司令官の頭の中ではすでに世界一のバーリンデンコーナー展開作戦が練られています!お楽しみに♪

 さすがはバーリンデンプロダクツです。工房と言っても、その規模が半端ではありません。 原型を製作する工房、型を作る工房、型抜きをする工房、そして資料室や原型の保管室、製品のパッケージから出荷場までくまなく見学をさせていただきました。 駆け足の見学でしたが、その内容の濃さは十分に我々を驚かせるモノでした。

 中でもバーリンデンさん自らが造形作業をしているという、工房兼、居間兼、食堂でしょうか、落ち着いた中にも機能的なレイアウトで工作台やカラーや作りかけのパーツが並ぶ部屋は圧巻でした。 一角には快適な大型ソファーがあり、その上で気持ちよさそうに二頭の愛犬が寝ています。

 奥様も参加されて、全員でホビー談義に花が咲きます。
ベルギーでの成功。そしてアメリカでの更なる成功。そしてこれからの夢の数々などなど、止まるところがありません。

 夢の大きさでは負けないつもりの私ですが、この旅行で知り合いになれて本当に良かった。同じホビーの世界という中で生きる者同士、もっともっと素敵な商品を作り出しましょう。そんな事を誓い合って帰路につきました。

 バーリンデンさん、そして奥様本当にありがとうございました。

帰国したら、私達のホビーショップ「ボークス」店内に、世界最大のバーリンデンコーナーを設け、あなたの素晴らしい商品の数々を日本のファン達にお届けしてゆきますね。
あなたの工房を直に見た者だけが知る、あの興奮と臨場感も添えて近日展開です!

どうぞお楽しみに!!

工房と一体化した居住エリアでは愛犬二頭がお出迎え!おとなしくて人懐っこく、とてもお利口さんでした♪

バーリンデンさんと打ち合わせ。本当に素晴らしいこれらの作品を一日も早くボークスファンの皆様にお届けしたいですね♪

ご夫人も会議に参加!「毎日が仕事」と笑顔でこぼすご夫人の様子はボークスも一緒?(笑)

バーリンデンご夫妻と記念撮影♪日本中のホビーファンの皆様に必ずやバーリンデン製品をお届けしますからね!

そしてその頃IPMS会場では

 なんと2日目も、会場は大盛況とのこと。ブース当番として一人居残って造形村ブースを護っていた山中君から嬉しい連絡が入ります。
我が造形村ブースには、本日も朝から飛行機大好きおじさんたちが大挙大集合!!

 やたらシンデンについて、Ta152について、はたまたスカイレイダーはここで今、ここで買えるのか? などなど質問の嵐が吹きまくっていたそうです。

 あわれ山中君はたった一人。その対応に精一杯、トイレどころか食事に行くヒマもなく孤軍奮闘をしてくれていたのでした。
「すまん!山中君!!」心の中でそうつぶやきながら、我々4名はまたオマハへと向かって機上の人となるのでした。

 同じアメリカ国内とはいえ、オマハからセントルイスに日帰りで往復はけっこうきついモノがあります。 早朝に出て、ホテルに帰り着いたのはもう夜もとっぷりと暮れた時間でした。
(空港で飛行機の待ち時間が長いのもその原因ですが)

SWS開発チームがバーリンデンプロダクツを訪れているその頃IPMS会場では…?

造形村ブースは相変わらずひっきりなしの来訪者に大わらわ!企画営業担当のKen山中が孤軍奮闘中です!

セルフショットまで駆使して主要なお取引先様との記念撮影もこなすKen山中!さすがです!

セントルイスでの充実した訪問を終えて帰路に就くSWS開発チーム。もうすっかり夜も更けてきました。

いよいよ次回は、IPMSオマハの最終日の模様です

 コンテスト会場風景から、最終日、閉会の瞬間まで、まだまだオヤジの楽しい悪戦苦闘ぶりを詳報。

SWS 1/32 P-51Dの写真も違うアングルからお届けいたします。

どうぞお楽しみに!!

 おっと気になる1/32 A-1H スカイレイダーの発売日がいよいよ決定しました!!

日本国内は「9月30日(金)」からご予約の順にお届け開始となります。
※店頭発売は、全国一斉「10月8日(土)」から開始です!!

■世界向け発売は

・米国 ・・・ 10月20日前後、ボークスUSAでの予約順に発送開始となります。 一般販売は一週間後から開始です!
・ヨーロッパ ・・・ 10月20前後、ボークスフレンドショップから発売開始となります。

衝撃のスケルトンモデル!SWSならマスタングがどれほど完成されたレシプロ戦闘機かを学びながら組み上げられます。

模型を通じて実機を知る!実機の生産風景同様に胴体部分と主翼部分を並べて飾れるのはSWSならではです!

SWSだからできる「本物の飛行機」の再現。組み上げて初めて分かる衝撃の真実にあなたは耐えられるか?!

SWS 1/32 P-51Dテスト-1写真第二弾!!

 もう見ていただけたでしょうか。例によって我々造形村が作るSWSでは、今までのプラモケイには見られなかった、全く新しいキットコンセプトでこの美しい機体の再現に挑戦しています。

 魅力の塊ハミルトンスタンダードプロペラ、最強戦闘機の心臓マーリンエンジンとそのエンジン架、そしてその取り付けメカニズムと胴体本体への接合と組み付け要領の再現まで。

 また主翼に採用の層流翼の再現は言うに及ばず、本キットの見せ場の一つとして、主翼構造体を一発抜きのパーツで再現! ランナーから切り出すだけで見事なP-51の魅力の一端を感じ取ることが出来るように配慮されています。

 胴体構造を学習しながら本体を組み付けておき、完成した主翼とそれを接合する。このとき、あなたはこのキットが、あたかもノースアメリカンの工場で、工員が実機を組み立てる、そのもの通りの行程を経て完成させてゆく事に気がつかれることでしょう。

 エンジンを冷却するオイルクーリングシステムの再現も見逃せません。オイルパンから延々引き延ばされた冷却液パイプは胴体下のオイルクーラーに行き、そしてまたオイルパンに帰ってくる、その全貌ももれなくパーツで再現。 またコックピットの再現では、実機通りのパーツ群とその仕上がりに目を見張る事でしょう。あなたならきっと計器板の裏側にもそれらしく配線などを施して、カウリングを外したときに垣間見えるその光景にうっとりされるのではないでしょうか。

 今回の写真では実機通り、胴体と主翼を平行に並べた写真を御覧いただきました。
が、これはまだあくまでテストショットの1番目。 ほんの試作品です。ここから約半年間、腕によりをかけて第9番目くらいまで、各部、各部品を磨きに磨いて熟成させて参ります。

 米カリフォルニアにある有名なあの「チノ航空機博物館」に実機の徹底取材を敢行したのも、それこそ隅から隅まで実物の採寸を取ってきたのも、全てこの熟成行程のための事前準備でした。

大切な実機を汚したり傷付けたりしないよう、お決まりの白装束(新品の作業着)で取材に臨みます!

本物だけが持つ「味」や雰囲気を徹底取材!機体軸からずれたドーサルフィンの形状も真上から抑えます。

灼熱の太陽とアスファルトからの熱に挟まれながらも隅々までじっくり取材。おろしたての作業着も真っ黒に!

なんと?!光栄なことにリノエアレーサーの若き覇者スティーブン自ら機体解説をしてくださいました!

 次回のご案内では、更に完成度に磨きをかけたモノをご紹介する予定です。

 いまだかつて見たこともないような「P-51D」を作りたい!!

 造形村全員が燃えに燃えています。

 あなたのP-51Dは造形村の決定版でお届けしたい!!

 どうかお楽しみに!!

 

造形村 オヤジ 重田英行

 

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